エネルギーの地産地消へ
最近面白い雑誌が多い。
建築系の雑誌が好きでよく立ち読みするんだけど、特にこのブルータスとかcasaの特集はドツボ。建築を「使う」視点から見るのが好きやし、もとあるクセのある空間を活用して…ていうのが素敵。
BRUTUS (ブルータス) 2011年 5/15号 [雑誌]
- 作者: マガジンハウス
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2011/05/02
- メディア: 雑誌
- 購入: 3人 クリック: 13回
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Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2011年 06月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2011/05/10
- メディア: 雑誌
- 購入: 3人 クリック: 7回
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あと、新宿で買ったBig Issueの今回(167号)の特集、「いま、自然エネルギー
― 小水力、地熱、波力、そして市民発電所」を機に脱原発について色々勉強しようかなと。ダイヤモンドで「原発 カネ 利権 人脈」ていう大人の事情が色々書かれた特集がされていて、これはかなり気になるw
あと先述のビッグイシューの内容を深めるために、『地域の力で自然エネルギー!』も読んでみたいな。
- 作者: 鳥越皓之,小林久,海江田秀志,泊みゆき,山崎淑行,古谷桂信
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 28回
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新宿駅は地方出身者に優しくない
木曜日、東京へ行ってきました。
久しぶりの東京!
新宿には4年前何回も行ったし慣れてるから、あまった時間で新宿御苑や六本木ヒルズでも観光しようかな〜と思ってましたが。
やっぱり東京は大都市でした。
大都市とか言ってるあたりが田舎臭いけど、本当にそう思った!4年経てば街は変わるもんですなぁ。
色んなものがめまぐるしく変わっていて、どこに何があるのか全然わからず…
というか、新宿駅周辺の地方出身者に対する不親切さはいかがなものかと思う。
不親切その1:各出口がどこにあるのかぐらいわかりやすく表記して!
不親切その2:電源を貸してくれるところが全然ない。どうしても使いたいときは、トイレのコンセント抜いて使う
不親切その3:リクルーターが最も集まる駅やねんから、着替えられる場所が欲しい。有料トイレがなくなってて残念だった。
結局ルミネのトイレで着替え(人並んでて焦るw)、携帯の電池が切れそうだから充電できそうなところを探していたらネカフェしかなく、30分ほど充電してたらなんだかんだで7時にw本屋さんで面白い本買って時間つぶそうと思ったけど本屋さんの場所もわからず、結局難しすぎて読みきるのを放棄した哲学の本をスタバで読むけどやっぱり意味がわからず、外出てみるとすぐ近くの高島屋に本屋あるじゃないか!でも閉まってるじゃないか!(涙)せっかくなんだし高島屋に入ってみる。一人エレベーターにちょっと興奮しました。
まぁうろうろしてたら高速バス乗り場に到着して、無事帰ることができました。ちゃんちゃん。
次は時間に余裕を持って、色んなところ遊びに行きたいなぁ。
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あと、今回の旅で高速バスの規制緩和による弊害を感じました。
というのは、今回使った夜行バスで命の危険を感じたから。
実際に事故にあったわけじゃないんだけれど、スピードが異様に速かったこと、運転手さんがうめき声をあげながら運転しているということ、運転手が一人しかいなかったことから、「夜行バス運転横転。乗客全員死亡」みたいな新聞の見出しを想像してしまいました。
3列シートで広々ゆったりなバスでしたが、怖くてとてもゆっくり寝れたもんじゃありませんでした。
帰って色々調べてみたら、2001年に道路運行法が改正=規制緩和がされて、会社生き残りのためにバス運転手が長時間低賃金で働かされているそう。欠員が出てもすぐに応募が集まるから、経営者が労働環境良くしようというインセンティブは働かないみたい。
安易に安いところを選択してたらアカンね…。
余談
スタバの多さにびっくりした!!新宿駅のスタバで待ち合わせな〜では絶対伝わらないw
【講演会のまとめ】ストック時代を生き残るために!既存住宅にもっと価値を
体調を崩して家でゆっくりしている時間ができたので、先日参加した不動産に関するイベントについて書き留めておきます。
1つ目が都市居住推進研究会の定例会への参加。
講演テーマは「ストック時代を生き残るために!既存住宅にもっと価値を」で、講演者はNPO法人住宅長期保証支援センターの鈴森素子氏。
フローからストックへと言われるように、今は良好な住宅ストックを形成・将来世代へ継承することが求められている。その方法の1つに既存住宅流通市場の環境整備が挙げられ、本講演では住宅履歴情報という「いつ、だれが、どのように新築や修繕、改修・リフォームを行ったかの記録書」の蓄積と活用方法について、NPO法人住宅長期保証支援センターの取組を中心にお話をうかがった。
住宅履歴は有名ハウスメーカーでは、新築建設から修繕までシステマティックに行っているが、地域の工務店など中小企業では新築引渡し後の点検・修繕がシステマティックに行われていない、また廃業後のフォローできていないところが多い。これら中小企業による点検・修繕のサポートをすることが、本支援センターの重要な役目でもある。
さらに住宅履歴情報があると次のようなメリットがある。①計画的な維持管理、②合理的なリフォーム、③売買に有利、④災害時など迅速な対応。
講演を聞いて思ったことは、質疑でもあった第3者によるチェックが必要だということ。現制度では定期点検は、点検登録店の住宅インスペクターや住宅メンテナンス診断士が行い、その情報を本支援センターが登録住宅の住宅履歴として蓄積していっている。しかし、その情報の信憑性を確認する機関はなく、万が一不正があった際に住宅履歴全体に対する信頼を失うことになる。
今回の定例会に出席して、このような取組を政府もチームを作って動いていること、このような体系的な取組があることを知れてよかったです。マンションの管理情報の研究の参考にもなりそう!!
色々な知識を得られる講演会でした!
【締め切りました】洋服、下着、日用雑貨を東北・被災地に送ります「
★締め切りました★
お久しぶりです。かれこれ2月1日から更新していませんね。
それからインターンで参加しているプロジェクトがいっきに進んだり、23歳の誕生日を迎えたり、就活というものをしてみたり色々ありましたが、一番大きな出来事は
震災から2週間近くが経ち、メディア被災現場は様々な物資不足に悩まされています。
様々な物資支援方法がありますが、今回は私がインターンシップをしている、京都市にあるNPO法人「環境市民」の物資支援の取り組みを紹介します。
”プレゼント(洋服や雑貨)をわたす相手は、東北地方に住んでいる、自分とおんなじサイズ(身長・服のサイズ)のおともだちと思ってつくってみてください。”との呼びかけの通り、人間的なつながりを意識しながら支援できる、素敵なプログラムです。
−−以下、転載−−
環境市民から被災地支援活動のお知らせです。転送歓迎!
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―洋服、下着、日用雑貨を東北・被災地に送ります―
『TASUKI PROJECT』(タスキプロジェクト)
* 大切なともだちに、ささやかなプレゼントを! *
ご協力よろしくお願いいたします!
「NPO法人 阪神淡路大震災1.17希望の灯り」の取組に賛同
●───────────────────────────────────────●
*被災地の皆様心よりお見舞い申し上げます。
福島原発が一刻でも早く事態がおさまるよう願っています*
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
環境市民では、NPO法人 阪神淡路大震災1.17希望の灯り
(略称HANDS)が行う『TASUKI PROJECT』(タスキプロジェ
クト)に賛同し、東北地方太平洋沖地震の支援のため、洋服や
日用雑貨などをみなさんから募集いたします。
ぜひ、以下のメールを確認の上、環境市民まで物資を送って
ください。ご協力をよろしくお願いいたします。
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『TASUKI PROJECT』(タ スキプロジェクト)って何?
* 大切なともだちに、ささやかなプレゼントを! *
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東北・関東大震災で被災された方々へ、手から手へ、必要なものを
お届けするこんな時こそ、日本がひとつにならなくては!そんな思い
を「タスキ」にたくし『TASUKI PROJECT』 はスタートしました!
プレゼント(洋服や雑貨)をわたす相手は、東北地方に住んでいる、
自分とおんなじサイズ(身長・服のサイズ)のおともだちと思ってつく
ってみてください。
▼詳しくはこちら
http://www.117kibounoakari.jp/tasuki_project.html
※江戸時代、『村送り』といって、旅先の病人などを村から村へ、自
分の住んでいた村にみんなで手渡しして送り届けていました。現代
の駅伝と同じですね!駅伝のとき付けている『襷(たすき)』こそ、みん
なの思いを届けるイメージにぴったりですね。日本独特の文化『襷
(たすき)』、そこ で、『TASUKI PROJECT』としま した。
※NPO法人 阪神淡路大震災1.17希望の灯り(HANDS)の説明よ
りまとめました
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プレゼントの作り方・届け方♪
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◆STEP1. 集めよう♪
・自分の持っているステキな服(ズボン・シャツ・上着・防寒着など
など)と、新品の下着とくつ下
・ポシェットかウエストポーチなど(貴重品を入れるものがあると便
利、無ければ工夫して!)
・例:爪きり・バンドエイド・化粧水・リップクリーム・カガミ・ヘアー
ブラシ・歯ブラシ・針と糸などなど。お菓子(関西からはやっぱり
飴ちゃん。あなたの町のおすすめのお菓子をひとつ)
(全てが揃っている必要はありません衣料品、日用品を中心に)
ほかにも、「こんなものが入っていたらうれしい!あったら便利!」
を入れてください。
※ 注意 生の食品など、日持ちのしない腐敗する心配のある
ものは絶対に入れないでください。
◆STEP2. 手紙を書こう♪
お手紙・メッセージは必ず入れてくださいね!お付き合いが始ま
るかも!?(匿名でも、お名前、アドレス等明記でも、どちらでも)
◆STEP3. かばんにつめよう♪
集めた物を、バック・リュック・雨にぬれても破れない袋・福袋に使
われているジッパー付の袋などに入れる。
※ 注意 配送途中で破損の恐れがある、ポリ袋などは不可。
◆STEP4. これで完成!チョット待っ て!
あなたのお名前、性別・年令・身長・服のサイズ・を必ず書いて、
外側のよく見えるところにシッカリ貼ってください。(トラックで運ぶ
ので、少々手荒にあつかわれても、はがれたり、破れたり、しない
ようにお願いします)
★お預かりした、『タスキ』は、僕たちのトラックで被災地に運び、
あなたと同じサイズの方にお渡しします!
※NPO法人 阪神淡路大震災1.17希望の灯り(HANDS)の説明
よりまとめました。
▼荷物のイメージ アドレス
http://www.117kibounoakari.jp/tasuki_project.html
【荷物の届け先】
▼主に京都及びその近辺のみなさんは
NPO法人環境市民
〒604-0932 京都市中京区寺町通り二条下る 呉波ビル3階
TEL:075-211-3521 FAX:075-211-3531
●直接持ち込みも受け付けます(20日 (日)、21日(祝)は
午後1時〜午後9時、22日以降の平日は午前10時〜午後8時
これ以外の時間は、持参する前にお電話で在室を確認してか
らにしてください、来週末については追ってウェブサイト等でお
知らせします。また当面、この活動は必要と考えられますので
終了期日はいまのところ未定です)
▼神戸に近い皆さんはこちらへ
NPO法人 阪神淡路大震災1.17希望の灯り【略称HANDS】
〒652-0865神戸市兵庫区小松通3−2−1
TEL078−682-1117 FAX078−682-1227
E-mail tasuki.project@gmail.com
HP http://www.117kibounoakari.jp
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◎環境市民のその他、福島原発事故による当面の行動提
案など東北地方太平洋沖地震の支援活動を行っています
http://www.kankyoshimin.org/modules/blog/index.php?cat_id=7
\(^o^)/
google日本語入力がすごい!
西暦で入力すれば対応して元号が出てきたり、「今日」って打ったら今日の日付が出てきたり
なにより感動したのが
(´・ω・`)とか
Σ(゚д゚lll)とか
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!とか絵文字が簡単に出てくること!!
これで今まで☆や♪でしか表現できなかった(顔文字登録するのが面倒だった)ゆえに貧相というか女子大生的なキャピキャピ感ゼロな私の文章でしたが、これでちょっとはキャピれるかなと思います。
それ以外でもすごい便利な入力システム、ぜひみなさんもお試しくださいな^^
ハウジングプア
この本は平山さんの論文と一緒に課題にだされた本。本書は湯浅誠さんで有名な〈もあい〉で活動をされている稲葉剛さんが、「ハウジングプア」という概念を提示し、「暮らしの貧困」という問題の全体像を照らし出そうというものです。
- 作者: 稲葉剛
- 出版社/メーカー: 山吹書店
- 発売日: 2009/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 16回
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◆ネットカフェ難民からハウジングプアへ
ネットカフェ難民という言葉は日本テレビ系列の『ネットカフェ難民』が大きな社会的反響を呼んだことにより、その後24時間営業のファーストフード店で夜を過ごす人を「マック難民」、個室ビデオ店に宿泊する人を「個室ビデオ店難民」と呼んだり、「○○難民」という言葉がはやった。しかし、この言葉の本質は「ワーキングプア状態にある人が安定した住まいを確保するのが困難な状況にあること、いわばハウジングプアというべき状況から抜け出せないこと」、という難民性が問題の核心であることを主張している。
◆ハウジングプアとは
ハウジングプアとは本書にて「貧困ゆえに居住権が侵害されやすい環境で起居せざるをえない状態」とし、大別して①家はあるが居住権が侵害されやすい状態(入居者の居住権を不当に制限する内容の契約による賃貸借住宅など)、②屋根はあるが家が状態(ドヤ、病院、ネットカフェなど)、③屋根がない状態(路上、公園など)と分けることができる。また、①→③で住まいの不安定性は増大する。
ハウジングプアは経済的不安定さと連動して起こる、つまり非正規雇用者など安定した職を持たない人が陥りやすい状態にあるため、政府は派遣労働者を不当に解雇する「派遣切り」への規制や、やネットカフェ難民を対象とした調査などを行っている。
しかし、稲葉氏はネットカフェ難民、路上生活者などとハウジングプアを分断化した政策や調査を批判する。なぜなら、彼らハウジングプアは常にネットカフェ難民や路上生活者であるわけではなく、ある日は野宿、ある日は友人宅、ある日はネカフェと転々しているためである。
◆ハウジングプアはなぜ広まったのか
ハウジングプアはなぜ広まったのか。ワーキングプアと並行してハウジングプアは進行したが、近年の特徴はそれが派遣労働者を中心とする非正規雇用者の中かから、そのような状態に陥る人が増加していることである。
また住宅制度や市場の領域でも変化がある。それまで借主が圧倒的有利にあった賃貸借制度を改め、定期借家制度が2000年からスタートし、それに伴って参入してきた家賃保障会社や悪質な不動産業者の参入である。家賃保障会社とは保証人が見つからない人に対し、保障会社の審査を受けて合格すれば入居が可能となるメリットを持つ一方、家賃が少しでも滞納すると無断で部屋に侵入する、鍵を付け替えるなどとして立ち退きを迫る傾向がある。このような貧困ビジネスを定期借家制度が喚起したと本書では述べている。
このような悪質な民間業者、つまり貧困ビジネスが広がったのには、公的介在の不在がある。貧困には「経済的な貧困」「人間関係の貧困」があり、家賃保証会社などは後者を狙って伸びてきた業者である。著者は、行政は人間関係の貧困を「大人だから自力で解決すべき問題」とあしらわずに、それをつけ狙った悪徳業者を規制する役目があると主張している。
その後、ハウジングプアに対する行政の支援策、ハウジングプアと生活保護制度、高齢ハウジングプア問題、ハウジングプアに対する民間の問題と続いているが、細かくなるため終章「ハウジングプアをなくすために」を紹介する。
◆ハウジングプアをなくすために
ハウジングプアをなくすためには公的住宅の少なさが問題の根源にあり、その対処のために(1)住宅政策の一元化とハウジングプア問題の全体像の把握、(2)公共住宅政策の拡充、(3)「追い出し屋」への法的きせいと公的保証の創設など5点を提案している。
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先にも書いた平山さんの「標準的ライフコースを歩む人たちを優遇する傾向」が戦後の住宅政策に一貫してあるという指摘を引用し、著者もこの標準コース前提の施策から多種多様なライフコースを歩む人に対する「安心して暮らせる住まい」の保障へと転換を著者は求めています。
このように住宅セーフティネットを張ることを「わがまま」と捉える人も(某都知事のように)いますが、標準コースから外れる=セーフティネットを外されるというのは、そのライフコースを歩むよう強要し自由を奪っているともいえないかと考えさせられました。